世間ではChatGPTの出現や絵画などの分野でAIの話題が目立つようになってきましたが、今のところ仕事や生活までの影響はあまり出ていないように感じます。
しかし現在この分野の進歩はすさまじく、MicrosoftからもAIを使った業務サポート機能「Copilot」というものが提供される記事を読んだので紹介します。
この新しいサポート機能がどんなものかというと、ExcelやWord、OutlookなどのOffice製品に配備されるものであり、ユーザーが命令(依頼)することでCopilotが依頼内容に対しての結果を提示してくれるというものです。
Microsoft発表の例では、娘のバースディパーティを例に、まずはOutlookに対して「娘のパーティの招待メールを作る」依頼をします。
するとCopilotは過去メールなどを参考に、パーティの招待メールを作成してくれます。
次にPowerpointに対して「娘のバースディパーティ用の紹介スライドを作成してほしい」と依頼をします。
するとOneDrive(Microsoftのクラウドストレージ)にアップされている画像などを使用し、紹介スライドを作成してくれます。
ここまでがCopilotの仕事で、作成されたものの使用可否、またどのように使用するかはユーザーに委ねられるというものです。
またCopilotは副操縦士という意味であり、ユーザーが操縦士の役割として全体をコントロールする運用イメージとのことです。
ほんの数年前は、AIなんて使い物にならないと個人的に思っていたものですが、AI操作に順応できないと取り残されるような未来が迫っているのかもしれませんね。
参考:Microsoft 365 Copilot を発表 – 仕事の副操縦士
Microsoft 365 Copilot を発表 – 仕事の副操縦士 – News Center Japan