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猛暑が続く中、いかがお過ごしでしょうか?
コロナ禍もあり、外出を控えている人も多いかと思いますが、
例年と変わらずセミの鳴き声だけは聞こえてきます。

このセミについてですが、調べてみると意外と知らないことが沢山。
「へぇ~」と思うようなセミのアレコレを集めてみました。

■幼虫期間
セミは土の中での幼虫時代がとても長い昆虫で有名ですが、
中には17年間も土の中で過ごすセミがいるそうです。
アメリカ北部に生息する「ジュウシチネンゼミ」という種で、
2004年にはNYで大量発生したそうです。
その数なんと60億匹とか。怖いですね・・・


■セミの寿命
私はセミの寿命は1週間と教わりました。
親なのか学校なのか、それともその他の大人から?
誰に教わったのかは忘れましたが。。。
この1週間という説は、飼育するとすぐに死んでしまうことから定着した説だそうで、本当は1ヵ月程度は生きられるようです。
蝶なんかの方が短いですね。

■アリとキリギリス
イソップ童話で有名なアリとキリギリスというお話、元々は「アリとセミ」だったそうです。
しかし、ヨーロッパ北部ではあまり馴染みのない昆虫だったため、
日本に伝わるまでの翻訳過程で改変されてしまったそうです。
セミさん残念、、、

■セミの鳴き声
セミの鳴き声の周波数は4000Hz以上になるそうです。
そのため、300Hz~3500Hzまでの音声通話になる携帯電話では、セミの鳴き声は通らないそうです。
なので、セミの鳴き声がウルサイ!と思う中で電話していても、
相手には鳴き声は聞こえないそうです。

■死んだセミの見分け方
セミが道端でひっくり返って死んでいる光景をよく目にすると思います。
しかし近づいてみると急に暴れだし、「うわぁっっっっ!!!???」と
超絶ビックリした経験をお持ちではないでしょうか。
そんな貴方に朗報です。
本当に死んでいるのかどうかを見分ける方法があるようです。
ひっくり返っているセミの脚が閉じている場合は死んでいる確率が高く、
脚が開いている場合は生きている確率が高いそうです。
でもあくまで確率のようですので、過度な信用はしない方が、、、

■アブラゼミは実は珍しい種
日本では夏になると日常的に見かけるアブラゼミ。
実は世界的に見ると珍しい種類なのだそうです。
世界で約2000種いると言われるセミの種類の中で、
羽が不透明なセミはアブラゼミを含めてわずかしか居ないそうです。
日本で生息しているセミの中でも、アブラゼミ以外は全て羽は透明です。
でも、アブラゼミが珍しいというのは日本人にはちょっと分からない感覚ですね。

いかがでしょうか?
この他にも面白いセミのアレコレは沢山あります。
皆さんも是非調べてみてはいかがでしょうか。