少し前に、小学４年生の息子が一生懸命都道府県を覚えていました。
何でも学校でテストがあるそうで、小学生も中々大変なものです。
そんな中、話題は県庁所在地を覚える。と言うことに移り、
最終的には世界の国々の首都はどこ？という話になりました。

　

息子が出題し、私が答えると言うようなやり取りをしていましたが、
それなりに答えられる国があり、答えられない国があり。。。
私はちょっと悔しくなり、後でこっそりと自分で調べることに
なるのですが、そこで意外なことをいくつか知りました。
皆さんは知っていますか？？

　

[インドの首都はデリー]
インドの首都について、私が中学生の頃に習ったのは「ニューデリー」でした。
しかし、今の小学生の地図帳を見てみると、なんと「デリー」になっているではありませんか。
　
私は「あれ！？」と思い調べてみると、意外なことが分かりました。
そもそも「ニューデリー」とは、首都機能を集めた地域のことを指すようで、
１都市としての名前ではないのだそうです。なんと・・・知らなかった。
（当時習った可能性もありますが、、、）

　
昔は、その「ニューデリー」を１つの都市として扱って首都と定義していたようですが、
外務省が協力して編集している「世界の国一覧表」を2002年に改訂した際に
「ニューデリー」から「デリー」に修正したことにより、
今は「デリー」と教育されているそうです。なぜ変えたんだ・・・

　

[南アフリカの首都は１つではない]
ラグビー強豪国で話題になった南アフリカ共和国。
この国の有名な都市は「ケープタウン」や「ヨハネスブルグ」と言ったところで、
皆さんも聞き覚えくらはあるのではないでしょうか。
では首都はどこなのでしょう？

　
答えは「ケープタウン」になります。が、「ケープタウン」だけでは完全な正解ではないようです。
実はこの国の首都は３つとされており、「プレトリア」「ブルームフォンテーン」を加えた
３都市が首都と言うのが厳密な解釈になるようです。
　

なぜ１都市ではないのか。それは、首都としての主要機能である”行政” “立法” “司法” を
擁している都市が３都市に分かれているからだそうです。
そうすることにより、癒着や汚職が起こり難くするという狙いがあったり無かったり。
素晴らしい三権分立の考え方ですね～

　

[首都がない・・・]
世界には面積の小さい国が存在しますが、
それらの中には首都を定めていない国があるようです。
これは、いわゆる都市と呼べるものが存在しないため、首都を定めていないのだそうです。
※「都市」とは、明確な定義は無いようですが、
　居住地域、工業地域、商業地域などが存在し、交通網が敷かれ、
　港湾や宿泊施設などを有する等々、、、そこそこ色々ある大きな町という解釈で良いかと。

　
バチカン市国やナウル共和国などがそれにあたりますが、
逆に、同じ小国家であるシンガポールやモナコ公国なんかは同名の市が首都となるようです。
小さくても首都と呼べる都市があるということなんですかね？

　

[日本の首都は東京！？]
日本の首都は東京だと皆さん認知されていると思います。
そして、世界的にもその認識であることは間違いないと思います。
しかし、実は日本の首都が東京であるということはどこにも明記されていないそうです。

　
つまり、法的にきちんと決まっている訳ではないのだそうです。
ビックリですね、、、
　

上記で説明した首都としての機能は東京に集まっているので特に問題は無いようですが、
「日本の首都は東京」と言うのはきちんと法的に決められていることではなく、
周知の事実ということになるようです。
以外な事実・・・

　

以上ですが、皆さんご存知でしたか？
この他にも特異なところを知ってたりしますか？
首都って意外と曖昧なものだということが分かった今日この頃でした。