日本の秋は台風の季節。
先日もかなり大型の台風が立て続けに上陸し、
大変な被害に遭われた方も少なくないかと思います。
温暖化のせいか、年々台風の被害が大きくなっている印象を受けます。
そんな中天気予報を見ていると、
「台風が熱帯低気圧に変わる」と言う予報をよく耳にします。
きちんと勉強していなかった私は、これをちゃんと理解せずに聞いていましたが、
ずっと前から頭の片隅で気になっていたので、ついに最近調べてみました。
皆さんはご存じでしょうか?
「台風」と「熱帯低気圧」の違いは、
風速が17.2m/s 未満だと「熱帯低気圧」、17.2m/s 以上だと「台風」なのだそうです。
もう少し根幹の定義的なところが違ってくるのかなと勝手に想像してたので
ちょっと拍子抜けしました。
これくらいの違いであれば皆さんご存知の方が多いのかもしれませんね。
ところで、いわゆる「台風」的なものが発生した場合の大別として、
日本では「熱帯低気圧」か「台風」の2つに分類されますが、
国際的には4つに分類されるって知ってましたか?
【台風的なものの国際分類】
① 17.2m/s 未満 ⇒ TD(Tropical Depression)
② 17.3m/s ~ 24.5m/s ⇒ TS(Tropical Storm)
③ 24.6m/s ~ 32.6m/s ⇒ STS(Severe Tropical Storm)
④ 32.7m/s 以上 ⇒ 呼び方色々
上記を日本式に当てはめると、
①は「熱帯低気圧」で
②~④は「台風」と言うことになります。
①~③は私は全然聞いたことありませんでした。
そして、④は “呼び方色々” とありますが、これは地域によって呼び方が異なるそうです。
【風速 32.7m/s 以上の呼び方】
①北大西洋/カリブ海/メキシコ湾/西経180度より東の北太平洋東部
⇒ ハリケーン
②北太平洋西部
⇒ タイフーン
③ベンガル湾/北インド洋
⇒ サイクロン
④日本(東経180度より西の北西太平洋/南シナ海)
⇒ 台風
⑤その他
各地域でのローカル名として色々あるもよう
東経とか西経〇度とか言われてもピンと来ないのが正直なところ、、、
〇〇海、〇〇湾、〇〇洋は何となく分かりますね。
これらの単語は知っていましたが、
「台風」の呼び方違いだとは思っていませんでした。
何となく台風より凄そうな印象をもっていましたし。
いかがでしょうか?知っていましたか?
本当にきちんと調べたら、もう少し細かい定義がありそうですが大体こんな感じです。
(と言う温度感くらいで読んでください)
ちょっと調べてみたら意外と様々な情報を得ることができました。
他にも、「熱帯低気圧と温帯低気圧の違い」や、
「台風の番号の付け方」「台風の命名方法」など、、、
天気のことって、インターネットで調べると割と情報が沢山出てくるジャンルだなと感じました。
人に話したくなりますね(笑)