セキュリティソフトを比べてみる

カテゴリ: 今月のヒヤリ

セキュリティー対策をする上で色々と気を付けなければいけない昨今ですが、
昔から変わらずにあるのはウィルス対策における、ウィルスソフトの導入でしょうか。
筆者の感覚では、一昔前まではメジャーな会社が出しているソフトの二択、三択程度でしたが、
現在はどうなんだろう?
と言うことで、今回は少し角度を変えて、ウィルス対策ソフトのリサーチをしてみました。

 
[TREND MICRO] ウィルスバスタークラウド
 ■特徴
 ・最もメジャーなソフトの一つで、国内シェアNo.1
 ・24時間365日電話対応ありで、初心者向け
 ・SNS内に貼られているURLの評価も可能
 ・AI技術を使用した詐欺メールの判定機能等あり
 ■評価
 ・価格:★★★(普通)
 ・動作の軽さ:★★★(普通)
 ・WEB脅威保護機能:★★★★★(高い)


 [Symantec] ノートン360
 ■特徴
 ・世界売り上げNo.1
 ・ペアレンタルコントロール機能が高性能
 ・ノートンセキュアVPNと呼ばれるVPN機能を搭載(重要なデータの暗号化)
 ・セーフカム機能搭載(Webカメラの乗っ取り防止機能)
 ・マルウェアの対策性能が高評価
 ■評価
 ・価格:★(高め)
 ・動作の軽さ:★★★★★(軽い)
 ・WEB脅威保護機能:★★★★(やや高い)

 
[McAfee] マカフィー リブセーフ
 ■特徴
 ・台数無制限でインストール可能(家族向け)
 ・9:00~21:00までサポート対応(365日)
 ・ID・パスワード管理機能(※)で顔認証、指紋認証等も使用可能
  ※ID・パスワードを安全な場所に保管し、”最初の認証”をパスすれば、
   ログインが必要なWebサイトへ自動でログインできる機能
 ・アプリブースト、ウェブブースト機能搭載
  (ブースト:PCの動作を向上させる機能)
 ■評価
 ・価格:★★★★★(安価)
 ・動作の軽さ:★★★★(やや軽い)
 ・WEB脅威保護機能:★★★★(やや高い)


 [カスペルスキー] カスペルスキーセキュリティ
 ■特徴
 ・マルウェアからの保護力が非常に高評価
 ・ランサムウェアの対策において、システムウォッチャーという機能による
  悪意のあるソフトウェアを監視し、大切なファイルが暗号化/改ざんされてしまっても、
  ロールバックする機能を持っている。
 ・バナー広告ブロック機能搭載
 ■評価
 ・価格:★★★★(やや安価)
 ・動作の軽さ:★★★(普通)
 ・WEB脅威保護機能:★★★★★(高い)


 [ESET] インターネット セキュリティ
 ■特徴
 ・PCに負荷をかけない軽さを重視
 ・未知のウイルスの検出率において他社製品よりも高評価
 ・価格も安い(特に3年版)
 ■評価
 ・価格:★★★★★(安価)
 ・動作の軽さ:★★★(普通)
 ・WEB脅威保護機能:★★★★(やや高い)


 [AVAST] インターネット セキュリティ
 ■特徴
 ・利用ユーザー数が約4億人
 ・スマートスキャンと呼ばれる、あらゆるリスクをチェックしてくれる機能あり
  (未更新のソフトウェアチェック、ブラウザアドオン、弱いパスワード等々のチェック)
 ・ルーターやその他デバイス等のネットワーク上の脅威もチェック
 ・ソフトを仮想環境で動作確認できる機能があり
 ・AI技術でフィッシングサイトの検出性能アップ
 ■評価
 ・価格:★★(やや高価)
 ・動作の軽さ:★★★(普通)
 ・WEB脅威保護機能:★★★★★(高い)

 
[SOURCENEXT] ZERO スーパーセキュリティ
 ■特徴
 ・更新料が0円(同じデバイスを使う限り0円)
  但し、ライセンス移行が出来ない為、デバイスを頻繁に変える人には不向き
 ・ネット銀行での取引、カード決済を安全に行える「決済ブラウザ」と呼ばれる機能を搭載
 ・ペアレンタルコントロール機能、迷惑メール対策性能の評価はやや悪そう
 ■評価
 ・価格:★★★★★(安価)
 ・動作の軽さ:★★★★★(軽い)
 ・WEB脅威保護機能:★★★★★(高い)


調べてみると現在は色々ありますね。
この他にもまだあると思いますが、ニーズに合ったものを選んでみるのも良いかもしれません。
(注)あくまで筆者の独断調査ですのでご参考程度に