スマホの処分について

カテゴリ: 今月のヒヤリ

故障や機種変更によって使用しなくなったスマートフォンを処分するとき、

どのように捨てればいいか迷ったことはありませんか?
スマートフォンには様々な個人情報が取り込まれており、

ゴミ袋に入れて破棄するなどのシンプルな方法では、情報漏洩を考えると不安が残ります。
そのため何台も持ったままにしている人もいるのではないでしょうか。

今回は、スマートフォンの破棄について改めて調査して、

どのような点に注意して処分を行うべきなのかまとめてみました。
以下で簡単にご紹介します。

・本体を初期化する
本体にデータが残ったまま処分した場合、当然個人情報を悪用される可能性は高くなると思われます。
前提として、スマートフォンを処分する前には本体の初期化を行い、

工場出荷状態にリセットしておくことが必要です。

・SIMカードを抜く
SIMカードには電話番号など様々な情報が記録されているため、
本体から抜き、ハサミやシュレッダーで切って読み取れないようにすると、

より安全に処分することができます。
ただし事業者によっては解約後にSIMカードの返却を求められる場合があるので、注意が必要です。
(参考:BIGLOBE「解約後のSIMカードは処分してもいい?悪用されないための正しい対処法」https://join.biglobe.ne.jp/mobile/sim/gurashi/sim_destroy/)

・粉砕処理をしてくれるところに持ち込み回収してもらう
本体を初期化した後であっても、

復元ツールなどによってスマートフォンのデータを復旧できる可能性があります。
メモリを物理破壊をしてくれるところに持ち込み回収してもらうことで、

より確実にデータ漏洩を防ぐことができるでしょう。
(参考:is702「データを確実に消去する方法:スマホ編」https://www.is702.jp/special/1480/)

現在、業務でスマートフォンを使用する人もたくさんいると思います。

処分後のデータ漏洩は可能性としては低いかもしれませんが、

万が一を考えると適切な処分が必要になるでしょう。

今後も情報漏洩を防ぐために、出来ることには積極的に取り組んでいきたいと思います。