モノがつながり、危険もつながる?

カテゴリ: 今月のヒヤリ

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IoT 【 Internet of Things 】 モノのインターネット / インターネットオブシングス

 

IoTとは、コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、
世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、
インターネットに接続したり相互に通信することにより、
自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。
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今までもPC、タブレット、スマートフォンなどでネットの
利便性を十分に身近に感じている中で、
最近IoTという言葉がますます聞かれるようになりました。

 

ポットを使用すると家族に使用履歴が送られたり、
スマートフォンから家電を操作したりと、
今後の展望に期待が膨らむIoTですが、
インターネットに繋がる以上、
危険も膨らんで行くのではないでしょうか。

 

今回はIoTによって、セキュリティ事故がどの様に変わるのか
少し考えて行こうと思います。

 

今まではセキュリティ事故であれば、
個人情報の漏えいが主でしたが、
「自動車が勝手に動かされた」や、
「エアコンの温度設定が変更された」など、
多くの事故の起因となってしまう可能性があり、
セキュリティ事故が多様化してしまう事が考えられます。

 

また、
様々な端末がもつ多くのデータがネット上に集まって行き、
そのデータが様々なサービスに利用されます。
そうした中、
意図しないデータが知らず知らずのうちに、
個人情報と繋がってしまう可能性もあるのではないでしょうか。

考えるとまだまだ出てきそうですが、
インターネット接続端末は今後もどんどん増えていくそうで、
IoT市場規模も拡大しているようです。

 

そういった現状で
作る側のセキュリティ強化はもちろんですが、
使う側のますますのセキュリティ意識の向上が求められるのではないでしょうか。