子供の頃からの趣味を持っていますか。

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私は幼い頃からの趣味で、Jリーグの試合を観るため全国各地のスタジアムに行きます。


いつもの格好で、いつもの持ち物を鞄に詰め込み、そしてスタジアムへ。

現地に到着して列に並んだ後には、やっぱりビール。万国共通フットボールにビールは必須ですから。

スタジアムのゲートを潜り抜けた時のあの芝生の匂い、ひらけた空間と緑色に染まるピッチ、試合前のピリピリした雰囲気は現場にいないと味わえません。


試合前には、屋台で食べ物を買って腹ごしらえしたら準備は万全です。
コールリーダーが現場にいる人々を煽り始めれば、あとはいつも通り、やることをやるだけです。

普段は物静かな私も我を失い、喜んだり、怒り狂ったり、喉が枯れるまで叫び愛するクラブを鼓舞して一緒に闘います。
試合中は完全に別人になってると思います。やっぱり負けたくないですから。

応援なんて意味がない、無駄なものだと思うかもしれません。
必死になって、我を忘れて、無我夢中で「俺たちが呼び込んだ」と感じられるゴールの瞬間をひたすら待ち続けます。
その瞬間が数十試合に一回だけ訪れるんです。
本当に一瞬ですが時間が止まったように、スタジアムの何万人と人がいる空間の全ての音が一瞬だけ止まる。あの瞬間は本当に不思議な一瞬です。そのときに現場にいた人はきっとまた不思議な空間で、不思議な成功体験をしたいと思えるはずです。

ゴールが決まった時は、前後左右の名前も顔も名前も知らない人と一緒に全力で喜び、ハイタッチだったり、肩を組み合ったり、全力でやった分だけ喜びは爆発します。
一人ひとり違う考えで試合を観ているのに、時には衝突することもあるのに、それでも誇らしい同じエンブレムを身に着けて、最後に目指しているところと喜びの頂点はみんな同じで、海賊みたいだなと思います。

先日、初めてJリーグカップの決勝戦に行きました。私の応援するクラブは優勝を逃しました。本気で戦った分だけ悔しさは大きいです。「継続すればいつか報われる」その瞬間を知っている分、嬉しさは異次元なのでしょう。
いつの日か初めてのタイトルを取って報われたときの異次元の空間は想像もできません。

いつかこのクラブに応援以外の何かで貢献できるくらいの存在になりたいなと、まずは私自身が成長しなければいけないなと、いつか報われる日に備えながら日々過ごしてます。