読書初心者におすすめの小説3選

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社会人になって頭を使う機会が学生の頃より減ったため、読書を習慣にしようと思い立って3年近く経ちました。
気づけば電車で移動する時やちょっとした隙間時間に本を読むことが増え、昨年は250冊近くの本を読んでいました。
初めはハリーポッターから始まり読みやすい本屋大賞の小説などを読むようになり、徐々に明治大正の文豪の作品や海外小説にも手を出し始め、最終的に好きな本のジャンルは純文学という活字中毒者になりました。特に村上春樹を崇拝しています。
そんな本好きの端くれの私から、「本を読みたいけれど何が読みやすくて面白いのかわからない」という方のために初心者でも読みやすい小説を3冊紹介したいと思います。
 
1. 砂漠(著:伊坂幸太郎)
5人の大学生の大学生活の様子が四季ごとに描かれた作品です。
西嶋という男子大学生のくせが強く、最初は「なんだこいつ」となるのですが、読み進めていくと愛おしくなっていくマジックにかかります。
5人の距離感が絶妙で、付かず離れずだけどいつもなぜか集まっているみたいな空気感がとても美味しいです。
大学生の頃に読んでおけばよかったというのと、麻雀をやる描写が多いのでルールを知っていたらもっと楽しめただろうなという後悔みたいな気持ちもあります。
著者は推理小説をよく書かれる方なので、話の中にちょっとした仕掛けが施されており、読書後半に「え!」となって読み返したくなること間違いなしです。
 
2. かがみの孤城(著:辻村深月)
学校に居場所がなく引きこもりのようになっていた中学生の主人公の部屋にあった鏡がある日突然光出し、導かれるようにその中に入っていくと同じくらいの歳の子供たちが何人かそこにいて、その空間の支配人みたいな存在から「どんな願いも叶う開かずの部屋」の鍵を探すように指示されて……というあらすじです。
こちらは映画化もされたくらいには映える描写が多いなと思いながら読んでいました。
作者は伏線回収が本当に丁寧で、後半になるにつれて本を捲る手が止まりませんでした。
あと辻村深月といえばグロテスクなくらいに人物描写が細かく、「あ〜こういう人いる!」という共感を覚えずにはいられないです。
この小説はまだマイルドな方ですが、辻村深月の作品に興味を持った方は作品によってはかなりメンタルが抉られるものもあるので気をつけてください。
 
3. チア男子!!(著:朝井リョウ)
こちらも映画化されて有名な作品なので知っている方も多いのではないでしょうか。
タイトルの通り男の子たちがチア部を立ち上げて偏見に刺されながらも努力していく作品です。
少年漫画を読んでいるような感覚で読めます。
チア部の男の子たちのキャラクターが立っていてやり取りがとても面白いです。
私は溝口ということあるごとに偉人の名言を言う子がとても好きで、いつも本を読む時はいいなと思ったフレーズをスマホのメモ帳に記録しているのですが、チア男子!!は溝口の放ったセリフまみれになりました。
ライトに読めるのですが、後半感動して涙が止まらなくなったので外ではなく家でじっくり読むことをお勧めします。
 
以上です。皆様も良い読書ライフをお送りください。