戸建は全部自分で管理しなきゃならないが、マンションの維持管理は、管理費を払っていれば誰かが勝手にやってくれるから楽だなぁと考えているのであれば、チョット違います。
マンションの管理は、日常清掃、電球の交換、給排水管の維持、法定点検、エレベーターの点検、不具合の修理の業者手配など多岐に渡ります。
素人の住民が対応するのは難しいので、各戸から集めた管理費を使って管理会社に業務委託していると思います。
基本的には管理会社が対応しているのですが、管理会社自体の監視や点検結果の報告確認などは、マンションの所有者の代表数名で組織している管理組合で対応します。
管理組合の理事は輪番制で回ってくるところが多いと思います。
なので、誰かがやってくれるのではなく自分がやらなければならない場面があるのです。
「区分所有法」や「マンション管理の適正化の推進に関する法律」などの法律に明記されています。
管理規約というものがあるので、それに則って予算立てや予算の執行など諸々の対応もしなければなりません。
10年程度ごとに大規模修繕もしなければならないのですが、それも管理会社だけでなくその時の理事も様々な対応をしなければなりません。
この管理組合と管理会社の違いを理解せずにマンション購入すると、お金をを払っているのに何でちゃんとしてないんだよ!と文句を管理組合に言ってくるのです。理事は自分の時間を使って皆の代表的として対応しているのにも関わらず。。
私も購入以前は知らなかった口ですが。