サクラの咲くころに

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サクラの咲く季節となりました。

現在は違う現場に移ってしまいましたが、以前中目黒の現場で仕事させていただいた頃に見た目黒川の桜を、今でも思い出します。

今回はそんな桜に因んだお話です。

ところでH・G・ウェルズという小説家をご存知でしょうか。
イギリスの小説家で、宇宙戦争など、邦訳もされた有名な著作を多く残されています。

ウェルズの著作は未来を予言したともとれる内容のものが多く、ミサイル、原爆などの兵器が登場する前に現れているなど、単なる小説家を超えた人物ではなかったか、と語る方もおられます。

そんなH・G・ウェルズの最後の著作にして最近まで邦訳されていなかったものが存在します。

それが…「The Shape of Thing to Come」です。

直訳すれば、来るべきもののかたち、
意訳すれば、来るべき世界くらいでしょうか。

本のタイトルからして予言書です。

ここからが本題です。

この本の主人公は日本人であり、世界最終戦争のために日本をあとにすることになります。

そうしたストーリーの中で主人公が詠んだ4行詩が以下です。

Almond blossom in the spring sunshine.
Fuji-Yama gracious lady.
Island treasure home of lovely things.
Shall I never see you again?

アーモンドの花が咲き誇る 春の太陽の光の中に
富士山 優雅で美しく凛とした女性
寶の島 かわいい者達に滿ちた家庭
僕は其れ等を もう決して見る事は出來ないのだろうか?

アーモンドの花は日本には咲きません。
なぜ、H・G・ウェルズは、アーモンドの花などと4行詩の中で詠ったのか。

実はアーモンドも桜もバラ科モモ属でそっくりな花を咲かせるのだそうです。

ですからここは桜の花が咲き誇るとするところを、敢えてアーモンドとしたものではないかというのです。

敢えてそうした意味は何か。

アーモンドはイスラエルと関係があります。
旧約聖書の中で神がモーセに命じて準備させたのがアーモンドを模した燭台でした。
つまり日本とイスラエルのつながりを暗示しているのではないかということです。

失われたイスラエルの民が日本へ渡ったとされる日ユ同祖論へと、話がつながってきます。
※普通はそう考えないかもしれませんが、内容について詳しく知りたい方は
 「H.G.ウェルズの予言された未来の記録」をお読みください。
 邦訳される際に起こった某国機関の介入の話なども興味深い…

昨今の ISIL (イスラム国) の台頭を見るとき、世界最終戦争はもはや夢物語ではない可能性を感じます。

ISIL 自体 米国が武器供与した一派であるとの話もあり、何者かがいわゆるハルマゲドンの戦いへ世界を巻き込もうとする力を感じます。

その影響は日本にも無視できない程度に現れてきています。
人質事件もそうでした。

ましてや大和の民が失われたイスラエルの12氏族であった場合は何を意味するのか。

桜の咲く季節、上記の4行詩を想い起こすとき、世界と日本の平和を願わずにはいられません。

桜が見れること自体が別の意味で幸せなことなのかなと、感じてきます。

来年も美しい桜を見たいと思います。

nakameguro