人工知能について

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エンドユーザさんのシステム部門で仕事をさせていただいているなかで
感じたことですが…

ビックデータから販売データの分析、さらにポイントカードの情報を
組み合わせたデータ分析のためのデータ抽出の依頼といういうのが
存外に多いことに驚きました。

データ分析は営業部門やマーケティング部門が施策の有効性や新たな
顧客獲得、売り上げ確保のための判断材料としてシステム部門の提供する
販売データの分析システム等を通じて分析をしたり、私の様な
システム部門の人間に依頼するかたちで分析のデータを準備し、分析は
専門部署でというケースもあるかと思われます。

ただ、複雑なデータ抽出はシステム部門への依頼が圧倒的で、
高度なものになると事前準備が必要となります。

こうした業務に携わるなかで、事前準備なしに膨大なデータを、抽出作業者の
意図を超えて分析し有意義な結果を導き出すことはできないものかと
考えるようになりました。

いわゆるデータマイニングとかデータサイエンスの分野で用いられる
機械学習というもので、それにあたるのではなかと思います。

機械学習。

人工知能の一歩手前の技術と私は認識しています。

これまでは、データの近似を判断することはあっても、概念レベルで
データを処理することは難しかったといいます。

しかし、この機械学習はコンピュータの概念に近いレベルでの情報処理を
可能とさせるのです。

まさに、私の欲していた技術でした。

間違いなくこの先、解析すべきデータというものは加速度的に増加の一途を
辿るでしょう。

機械学習または人工知能の手助けなしに有益な情報を分析できるとは思えません。

また、この分野にはわかりやすい正解がないため研究し甲斐のある魅力的な
分野であると思います。

IT業界の未来は人工知能で大きく動いてゆくように感じました。