身近な情報漏洩

カテゴリ: 今月のヒヤリ

今回は身近に潜んでいる情報漏洩を紹介したいと思います。

皆さんは通勤時や私生活で、このようなことが起こったことはありませんか?

 ①通勤ラッシュ時などに、携帯やタブレットを見ている際にとなりの人が覗いてきた。
 ②鞄などにカードケース(ICカードの定期などを入れておくもの)をつけていて、
  何かの拍子に鞄から落ちて、カードケースがぶら下がっていた。
  
これらのことからも、簡単に情報漏洩は起こってしまいます。

 ①(他人から覗かれた場合)では、下記のような危険があります。
  1.携帯などで会員登録やログインなどを行っていた場合、住所や名前、パスワードなどが分かってしまいます。
  2.メールやLINEなどのコミュニケーションツールを使用している際に、
    友人や会社の人の氏名が表示されていた場合、氏名が分かってしまいます。
    
 このようなことに関しては、下記のような対応で情報漏洩の可能性を下げることが出来ます。
  1.携帯やタブレットにフィルタを貼り、周りから覗かれにくくする。
  2.電話帳やLINEなどのコミュニケーションツールでの登録をニックネームや名字だけにして、特定されにくくする。
  
 ②(カードケースのぶら下げの場合)では、下記のような危険があります。
  1.氏名が記載されているので、氏名が分かってしまいます。
  2.通勤の使用区間などが分かる為、どこに住んでいるか特定されやすくなる。
  3.通勤時の電車が混んでいる場合、ぶら下がっていると下車の際に、
    誰かの鞄など何かに引っ掛かり、カードケースが切れてしまうこともあると思います。

 このようなことに関しては、下記のような対応で情報漏洩の可能性を下げることが出来ます。
  1.落ちてしまうことを防ぐ為、カードケースを鞄の中に付けて、使用する場合のみチャックを開けて鞄から出すようにする。
  2.ぶら下がってしまっても見えないようなケース(二つ折りなど)にする。
  ※最近ICカードに貼るシールがありますが、これは券売機につまったり、カード破損などになるようなので気を付けてください。
  
普段、何気ないことから情報漏洩は発生してしまうものだと思います。

ちょっとしたことを気をつけたり、
簡単な対策をすることで情報漏洩の可能性は低くなると思いますので、
皆さんも通勤時や私生活で、情報漏洩につながることをしていないか振り返ってみてください。