httpとhttpsの違い

カテゴリ: 今月のヒヤリ

URLの始まりに注目すると、
「http」や「https」が使用されていますよね。

 

この2つは、似ているようで大きな違いがあります。
それは「暗号化するかしないか」ということです。

 

「http」とは、
「HyperText Transfer Protocol(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)」
の略です。
HyperText(ハイパーテキスト)は、複数のファイル等を相互に関連付けできる仕組みです。
Transfer(トランスファー)の意味は移動です。
Protocol(プロトコル)は、通信するときに使う決まり事のひとつです。
日本語で話かけたときは、日本語で返事をする、というように、
通信をするときには、足並みを揃えるためのルールが必要です。
そのルールのことを「通信プロトコル」といいます。
httpとはつまり、ファイル等を受け渡しする時の決まり事のようなものです。

 

しかし、httpには、内容が暗号化されないという欠点があります。
どういうことかというと、第三者から解読され、悪用されてしまう可能性があるのです。

 

そこで後から、httpと似ている、内容を暗号化する決まり事が作られました。
それが「https」です。
ちなみに、「s」は「Secure(セキュア)」の「s」です。

 

「http」でも、普通のサイトを閲覧するだけなら問題ないかもしれません。
注意が必要なのは、個人情報を入力する画面や、
商品を購入する際のクレジットカード番号を入力する画面です。

 

みなさんも、個人情報を入力する際にはチェックしてみましょう。