カテゴリ: 今月のヒヤリ
セキュリティインシデントでよく耳にするのは、飲酒による事故である。
深酒をしないように注意すればよいのであるが、酔いについて、どれだけの人間が管理できるのであろうか。
その日の体調や周りのペースだとか、自分で制御できない部分もあるのではないか。
だからこそ、飲酒する前の対応が大事になってくる。
飲酒での事故は、大抵カバンを置き引きされる、何処に置いたかわからない、何処かに忘れてきてしまう等である。
カバンを無くすのだから、カバンに大切な物を入れてしまっては意味がない。
業務の資料や入館カード等は入れておくべきではない。
昨今、資料などの持ち出しは厳しく管理されているが、入館カードなどは持ち出さない訳にはいかない。
対策としては、やはり肌身離さず持っておくことが、ベターだと思われる。
カードホルダーが壊れていないか、紐が切れそうになっていないか確認して、首から下げて胸ポケットにしまう。
ズボンのベルトループに巻いてからポケットにしまうなどの対策をとれば、事故を未然に防ぐことになる。
深酒しないことも勿論だが、飲む前の対策と心構えが大切である。