おすすめのミュージカル映画

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毎年6月、ニューヨークのブロードウェイでは上演された演劇を表彰する
トニー賞授賞式というものが開催されています。
映画でいうアカデミー賞の演劇版という感じで、
ノミネート作品のパフォーマンスも見どころの一つになっており、
授賞式をひとつの華やかなショーとして楽しむことができます。


今年は授賞式が延期になってしまい、とても残念に思っています。
世界中の舞台公演がずっと上演できない状況にあるので、
演劇ファンとしては寂しいです。


さて今回は、ミュージカル映画を2つご紹介します。
どちらも有名ですが、気になった方にはぜひおすすめしたいです。


⑴メリー・ポピンズ (1964年公開)
1910年のロンドンを舞台に、空からやってきた乳母のメリーが
とある一家で巻き起こす、素敵な魔法を描いた作品です。
子供達を冒険に導いてくれる大道芸人や、
笑いが止まらず身体が宙に浮いてしまったおじさんなど、
メリーの周りの大人も、愉快で魅力的な人物ばかりです。
ディズニーのアニメーションと、実写キャストのパフォーマンスが
合成技術で融合された歌唱シーンも見どころです。
忘れてしまった子供心を蘇らせてくれる、大人にこそみて欲しい映画です。


⑵グレイテスト・ショーマン (2017年公開)
19世紀にサーカスで成功した興行師、P・T・バーナムの人生を描いた、伝記映画です。
「This Is Me」はじめ、一つ一つの曲の温度がとても高いです。
社会の中での孤独、家庭内での孤独など、登場人物の魂の叫びが歌となり踊りとなり表現されています。
観終わったあとの一歩が自然と力強くなるような、内側からの熱を感じられる作品です。
この作品と同じ音楽スタッフが音楽を担当している、
トニー賞ミュージカル作品賞を受賞したブロードウェイミュージカル
「Dear Evan Hansen」の映画化も決まっており、公開が待ち遠しいです。


ようやく映画館も足を運べるようになってきたので、
また新しい作品を観に行きたいと思っています。