皆様こんにちは。
例年通りの暑い夏も終わり、日に日に気温が下がり本格的な秋の到来を感じる今日この頃です。
さて、今回は表題の通り秋の夜長に観たい映画を３つご紹介させて頂きます。

１．「ゴッド・ファーザー」（１９７２年）
～あらすじ～
シシリーからアメリカに移住し、一代で財を成したドン・コルレオーネ。三男のマイケルはひとり堅気な人生を送ろうとしていたが、敵対するファミリーにドンが襲われ重傷を負ってしまう。そんな中、マイケルは報復を決意する…。
１つ目から定番中の定番です。映画好きのみならず誰もが知っている名作でございます。
この作品は、マフィアの抗争、また、マイケルがファミリーのリーダーとして成長していく姿を描いています。
男達の生き様、そしてそこに通底する哲学に心が痺れます。
音楽、衣装、演技、全てが素晴らしいので是非一度は観て頂きたい傑作です。

２．「グッド・ウィル・ハンティング　旅立ち」（１９９７年）
～あらすじ～
たびたび問題を起こしていた素行不良のウィル。しかし彼は天才的な数学の才能を持っていた。ある出来事からその才能を見出されセラピストのショーンに出会う。次第に二人とも心に傷を負っていることが判明する。最初は心を閉ざしていたウィルだがセラピーを重ねるうちに心を開いていく…。
この作品は、恩師、友人、恋人など自分を認め理解してくれる人々の存在の素晴らしさに改めて気付かせてくれます。
とにかく脚本が素晴らしいです。マット・デイモンとベン・アフレックという天才が共同執筆していますので当然と言えば当然かもしれません。
温かい気持ちになりたい時に是非観て頂きたい作品です。

３．「ドラゴン・タトゥーの女」（２０１１年）
～あらすじ～
ミカエル・ブルムクヴィストは、雑誌ミレニアムの記者であるが、新興企業家ヴェンネルストレムへの名誉棄損の罪に問われている。しばらく休養する決心をするが、そこへ巨大グループ企業の経営者だったヘンリック・ヴァンゲルの代理人の弁護士から、ある調査を依頼される。
それは、ハリエット・ヴァンゲル失踪事件に関するもので、約４０年前に忽然と姿を消した、少女の行方を調査する事である。依頼する際にミカエルの身元調査を行ったリスベットは過去に問題を起こし精神病院で入院していたこともあった。しかし、彼女は世界的な天才ハッカーで恐るべき調査能力を持っていた。
ミカエルとリスベットは協力しハリエット・ヴァンゲル失踪事件に取り組んでいく…。
この作品は、ミレニアムという世界的ベストセラー小説を基にした映画のハリウッド版です。スウェーデン版も素晴らしいのですがこちらの方が洗練されていて観やすいと思いましたので選ばせて頂きました。
注目すべきは、リスベットのアンチヒーロー的なかっこよさです。彼女の外見や態度に最初は面食らいますが映画終盤には彼女の魅力の虜になっていること請け合いです。
切れ味鋭いミステリ映画が観たい方にお勧めの作品です。

ここまで３つの映画をご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。
どれか１つでも気になる作品がございましたら、秋の夜のリラックスタイムにご観賞頂けると幸いです。