入出力を考える

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アプリを作成する上で、入出力というものはとても重要なもので、その内容については大体、開発の初期段階で決められています。
(後から変わって大惨事になることも珍しくないですが、それはさておき)

が、入出力される内容については決めていても、プログラムとしてどう入出力するかが疎かになっているケースがままあります。

私個人の目撃例としては、
・扱うデータファイルの場所が固定で、自分で配置しなければならず、扱うオペレーターから何故ファイルが選べないのかと苦情。
・バッチファイルの設定ファイルがバラバラに存在していて、「後から環境設定を変更出来る」が、変更箇所が多いため再テスト
…など。これらの悲劇は「仕様通り」に作った結果そうなってしまったものです。

技術者でない方はイメージしにくい部分なので、事前に技術者側でフォローしていかないといけないのですが、技術者側も考慮が不足していた、という笑えない状態もよくあります。

この、「知らない」ことが原因で起きるトラブルを避けるには、ユーザ視点、運用側の視点を頭の隅に置いておくのが良いですね。完成形さえ想像出来れば調べるとっかかりになるので、大体なんとかなるものです。