これまで観光地と食べ物について紹介してきました。
今回は広島県で開催されるお祭りについて紹介していこうかと思います。
◆フラワーフェスティバル
期間:5月3日~5月5日
場所:広島市
動員数:約150万人
広島市の平和大通りで開催される県内最大級のお祭りです。
「広島と世界を結ぶ平和の花の祭典」として、1977年に初開催しました。
3日間開催され、初日は市民のパレードを行い、最終日はよさこいを平和大通りで踊っていきます。
ステージ(ダンスや音楽)や平和記念公園のひろば(出店)も開催期間中は盛り上がります。
気候も関係していると思いますが、この時期は街全体が不思議な温かい幸せな気持ちに包まれているような感じがあります。
フラワーフェスティバルの開催のきっかけに「カープ」が関係しているのですが、
長くなってしまうので今回は省略します。
気になる方は「フラワーフェスティバル カープ 歴史」などで調べてみて下さい。
また略称がFFなので、知らない人は勘違いしそうです。
◆ばら祭
期間:5月下旬
場所:福山市
動員数:約80万人
バラは市の花になっているくらい、福山市にとっては馴染み深い花です。
戦後の荒廃した街に市民がバラを植え始めたことが、起源となっているといわれています。
バラ公園を中心にバラに関わる催しが多く開催されます。
駅周辺や市街地にもいたるところにバラが咲き乱れているので、いい香りがしてとても綺麗です。
◆宮島水中花火大会
期間:8月
場所:廿日市市
動員数:約5万人
世界遺産がある厳島神社付近で行われる花火大会です。
弾数は約5000発なので、全国区と比べたら控えめになっています。
一番の目玉は厳島を背景に放たれる水中花火になります。
水中花火とは、水上の台船などから水中に向かって斜めに点火した花火です。
花火には燃焼材が入っているので水中でも消えず、浅瀬で爆発して半円形に開きます。
水中花火と厳島神社とのコラボは本当に綺麗です。
写真が無いので紹介できませんが、
気になる方は「宮島 水中花火」などで画像検索をしてみて下さい!
◆神明市
期間:2月中旬
場所:三原市
動員数:約30万人
上記の祭りに比べても県内でも知名度はそこまでありませんが、
私の地元の祭りなので、贔屓して紹介していきます。
神明祭とは、元々は伊勢神宮を祀る祭りのことを指すようです。
室町末期にこの祭りが全国に広がって、港町として栄えていた三原もその影響を受けたことが神明市の起源と言われています。
別名だるま市と言われているくらい、だるま推しの強い祭りです。
日本一の大きさ(と言われている)だるまが目玉です。
元々はいかつめのだるまだったのですが、老朽化により最近リニューアルして、デザインが少しおとなしくなっていて寂しく感じています。
露店の数が500件を超えているので、基本的には露店巡りで楽しんでいく感じです。
今回は広島県の祭りを紹介しましたが、旅行をする際には祭りやイベントに合わせて、計画を立てていくのもいいかもしれませんね。
※写真は神明市の様子で、大だるまはリニューアル前のものです。