何者

カテゴリ: ブログ一覧趣味・関心

どうも!今年入社した新入社員です!!

先日、「何者」という映画を観てきました!
キャストが豪華などと話題になっている映画ですが、みなさんはご存じでしょうか?

ツイッターや就活が題材となっている映画で、原作者は「桐島、部活辞めるってよ。」で有名な朝井リョウです。
キャストは先ほども言った通り、有村佳純、佐藤健、岡田将生、二階堂ふみ、菅田将暉、山田孝之という豪華さ!
私は原作の大ファンですが、映画は演出なども凝っていて、個人的にはすごくよかったです。

ところがYahoo!の口コミを見ると…実は3点(5点満点中)にも届かないほどの評価の低さです。
もちろん映画の評価ですから賛否両論あるのが当然ですが、この作品に関しては別の理由がある気がします。

どういうことかというと、「何者」は爽やかな青春ものなどではなく、人間の葛藤や痛々しさなどに焦点をあてたもので、あまり気持ちのいい話ではないからです…。

つまり、キャストに惹かれてなんとなく観に行った人たちが、予想外の内容にがっかりしたことや、いたたまれなくなったことが低評価の主な原因ではないかなぁと思います。

最近、ツイッターなどのSNSが普及していますが、もやもやしたものを感じたことがあると思います。また、就活を経験した人は焦燥感や劣等感など、強く感じた人もいますよね。そんなもやもやのひとつひとつを言語化して明白にする作品ですので、気分がよくなることはありません…。

クライマックスでは胸が抉られるような修羅場(※個人差があります)が待っていて、映画では有村佳純や二階堂ふみがズバズバと現実を突き付けます。

知らずに映画館へ足を運び、気まずくなった人たちは少なくないでしょう!

話の内容からして20代向けにも見えますが、ツイッターや就活に限ったことではなく、少なからず誰にでも当てはまる部分があると思います。もちろん、原作を読んだり映画を観たりしても、「だからなんだ」と思う人もいるでしょう…。しかし刺激的ではあると思います!

はたして怒涛の精神攻撃に、あなたは耐えきることができるでしょうか!
最近刺激が足りない!と感じている方は、試しに読んでみてはいかがでしょう!
(小説の方がより衝撃を受けると思うので、私は強く小説を推します!)