あの頃に聴いた音楽に触れる

カテゴリ: ブログ一覧趣味・関心

8月も下旬になりましたが、
残暑と呼ぶには、日中まだまだ厳しい暑さが続く今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

私はと申しますと、
先日、お盆休みに帰省をした際、
両親が昔買っていたアーティストのアルバムを久しぶりに聴いた事がきっかけで、
最近は自宅で1990年代の邦楽を流す事が多いです。

 

90年代の日本…
経済面で言えば、バブル崩壊後の「失われた10年」と呼ばれる暗い時代ではありましたが、
文化面では、音楽CD業界が数々のミリオンヒットを飛ばしていた”景気の良い”時代でもありました。

 

私にとっては幼少期を過ごした時代であり、
当時の音楽を聴くと、やはり郷愁に似た想いに駆られるものです。

 

今回は、そんな私が特にお気に入りの90年代の邦楽セレクションを3曲、
思い出と共にご紹介をさせて頂きたいと思います。
(もう当時を代表する曲は、
とても選びきれない、書ききれない!というところですが、
頑張って3曲に絞りました。)

 

 

■『春よ、来い』/松任谷由実

同名タイトルのNHK連続テレビドラマ小説の主題歌として有名な楽曲。

 

当時放映されていた、
あるバラエティ番組の企画で、
お笑いタレントがピアノ未経験ながら練習に励み、
この曲のライブ演奏に挑戦する姿が特集された事もありました。
(当時子どもだった私もリアルタイムで視聴しておりましたので、よく覚えております。)

 

イントロから流れるピアノの切ないメロディーラインが印象的で、
この曲を聴いた際の、「懐かしい!」という想いを加速させます。
私の両親も好きだった様に、世代を超えて幅広い層に愛されている一曲ですね。

 

余談ですが、カラオケでこの曲を歌うと
一番盛り上がる最後の大サビが、
無音の溜めから入るのでタイミングが難しいですね。

 

 

■『YELLOW YELLOW HAPPY』/ポケットビスケッツ

当時放映されていたバラエティ番組のレギュラーである
タレント3人が組んで誕生した音楽ユニット…
の、代表曲と呼んでも差し支えの無い発表曲の一つ。

 

後に同じ番組内企画でブラックビスケッツと呼ばれる対決ユニットが生まれたり、
そちらのユニットもヒット曲を飛ばしたり…。

 

もともとは一番組の企画から生まれた音楽ユニットなのに、
私の小学校のクラスなどでは、曲が発表される度に皆が歌っていたのですから、
そういうTV番組の影響力や勢いがあったという意味でも、印象的な時代ですね。

 

そのユニットの成り立ちから、
音楽性もお笑いやネタの方向に行くのかと思いきや、
思わず口ずさみたくなる魅力的なメロディー、
また、歌詞に含まれるとても真っすぐに前向きで明るいメッセージが、
人々の心を掴んだのだな感じています。

 

 

■『First Love』/宇多田ヒカル

デビューから20年ほど経った今なお、
私自身、心から好きでたまらない米国生まれのシンガーソングライター。
そんな彼女が3枚目にリリースしたシングルであり、
こちらを収録した同タイトルのアルバムは爆発的なヒットを記録しました。

 

切ない初恋と別れを描いたこの曲を、
素晴らしい歌声で歌い上げた当時の彼女が、
若干16歳だったという事実も恐ろしいものです。

 

ファンとしての目線を抜きにしても、
デビューが90年代の終わりという節目の際だったと言うことあり、
彼女の登場以降は、音楽シーンの世代が変わったとも感じてしまいます。

 

言うまでもなく、
彼女は2000年代に入って以降も、数々のヒット曲を発表したのですが、
最近になっても、映画の主題歌を担当する事や、アルバムも発売されており、
活動は続いているのでファンとしては嬉しい限りです。

 

…以上、本日掲載させて頂いたもの以外にも、
まだまだ紹介しきれない当時のベストヒットソングが、
文字通り山の様にございます。

 

日本にとっては、決して明るい出来事ばかりの時代では無かったですが、
当時を生きた人々の心を彩った、珠玉の名曲達。

 

皆様にとって、「懐かしい!」と感じる音楽はどんなものでしょうか。
たまには、そんな音楽を久しぶりに聞いて、
当時を振り返ってみることも、おすすめ致します!