三回忌に意識すべき仕事のやり方と父ちゃんのメッセージ

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先日、父親の三回忌があり実家岡山に帰省した。父が他界して早三年かぁ年取ると月日が猛ダッシュで駆け抜けるというが早いものだなぁ・・・んっ!おかしいぞ!!記憶を辿ると昨年一周忌だったはずもしや二回忌をすっ飛ばしたのでは、調べてみると日本のややこしいしきたりがそこにあった。

『年忌法要のうち一周忌だけは「満」で数え、死亡した翌年に行います。 一周忌までが喪中(もちゅう)であり、以降「喪が明ける」ことになります。 一周忌以降は亡くなった年も入れて数えるので、一周忌の翌年に三回忌となります。』とのこと、う~んややこい何で日本人は複雑化するのが好きなんだろうか。

確かに良く漢字みると周、回と違ってる。更に調べると日本の法要はインド、中国、日本独自のものをミックスしたものとのこと。インドでは亡くなってから四十九日の間に転生すると考えられており七日おきに四十九日まで法要する、中国ではインド方式に加え儒教の考え(親亡くして十三ケ月、二十五ケ月の祀(まつり)を取り込んでる、これらは仏教の一周忌、三回忌となったようだ。

昔から日本人は外国の文化に憧れ、取り込み日本人に適応するようにカスタマイズする習性があるようだ。パクってから改良する、非常に合理的な方法だと思う。これは仕事でもいえることで、まずは考え方や方法はパクった方が手っ取り早い、ただしそれを理解吸収しないと全く意味ないが。

年取ってから私がもっとパクっときゃあ良かったなぁと実感する能力がある。
それは問題解決での本質的な問題を見抜く力と解決までのプロセスの考え方だ。この能力はなかなか身に付かず、ある意味才能が必要だと思う、パクろうにもなかなか出来ないのです。これらは記憶力や情報整理の能力さらには場数を踏まないと身に付かない。
我々の仕事は現場を転々とするので過去流石だなと思う人は居たが、作業におわれてそういうとこを意識することすら無かった事を今更ながら後悔している。未だ未だ色んな事を吸収していく若者達へ、仕事をする上で参考の一つにして頂ければと思います。

さてさて話がとっ散らかってしまったが、話を法事に戻してその時の話をば少々。

私には、少しだけ霊感が有るらしく昔から摩訶不思議な体験をたまにしているのだか、法事の時にも体験しちゃいました。

法事の前日、東京から戻った私は日頃の仕事の疲れもあり23時前には床に就き直ぐに眠りに落ちた。私の実家での寝床は、父の書斎であった床の間。そこには父の遺影が飾ってある未だ少しは元気だった頃の父の姿がそこにある。晩年は病院や介護施設と家を行ったり来たりしてたが、家に居るときは床の間で寝たきり状態だった。私は父と同じ南向きに布団を敷いて寝ている。

深夜、ゴソゴソとする物音で目が覚め何事かと寝惚けながら目を開くと、母親が何やら探し物をしていた。時間は午前2時前、明日の法事の用意で何か思い出したのだろう。眠気の方が勝っていて、私は構わず寝ることにして目を閉じた。しっしかし、眠れない。何やら枕元に誰かが居る気配がする・・・しかも顔のすぐそばで気配を感じる・・・恐いなぁ恐いなぁ嫌だなぁ何だろうなぁとためらいつつも目を開くと、すぐ目の前に何かいる。それは四つん這いで私の顔を覗きこむ様な感じの人影!それはモヤのような感じでふわっと直ぐに消えてしまった。父ちゃんだなと直ぐに分かった、何かを私に伝えたかったのだろうか?東京から電話した時滅多に電話に出ない父が出ると決まって『元気にしとるんか?』と私の事を気遣ってくれてた父。伝えたかった事とはもしや先日受けた人間ドックの速報?世にも奇妙な話でした。