茨城の「地獄橋」

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そろそろ梅雨明けで暑くなってくる頃と言う事で、沈下橋を見てきました。

沈下橋と言えば普通高知の四万十川に掛かっている欄干のない橋を連想しますが、調べてみると関東にも何箇所かあるらしいのです。

という訳で今回行ってきたのは茨城県にある6つの沈下橋。茨城では地獄橋とも呼ぶらしく、それぞれ平山橋、落合橋、久野瀬橋、小目沼橋、新落合橋、竹瓦橋という橋ですが、写真を見ただけで分かる人は中々の茨城通もしくは地獄橋通です。

小目沼橋
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ほぼ木製の橋で、6つの橋の内結構長めの橋です。道すがら自動車が通れないため木製で長くてもイケるのでないかと思われます。

落合橋
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コンクリート+鉄骨の短めの橋です。自動車が10分に1台通るくらいの交通量があり、実用的な橋です。

新落合橋
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こちらもほぼ木製の橋ですが、災害復旧中という事で立ち入り禁止でした。色違いなあたりが直し終わった個所と思われます。

竹瓦橋
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コンクリート+鉄骨の長めの橋です。向かって右側が下流だったはずなので、支え?の意味がパッと見ではわからない橋です。

平山橋
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場所がら一番沈下橋っぽい橋です。こちらは災害復旧中でしたがコンクリート+鉄骨なので普通に自動車も渡っていました。

久野瀬橋
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場所がら沈下橋っぽい橋です。木製ですが自動車も渡れますが、相変わらず支え?がある方が上流です。

この他にも茨城には沈下橋あるそうなのですが、その一つは災害で壊れてしまい、廃止になってしまったそうです。

今回行ってきた沈下橋も車が通れないものであったり近くに大きな橋があったりと、現代では今イチ必然性が感じられませんが、地理的にこっち岸と向こう岸との距離が一番近いとか、実は渡し賃がどうとか歴史的背景を考え出すと結構合理的な理由だったりします。
お寺や神社のように観光客受けする派手さはありませんが、郷土史的な面白味は備えている沈下橋でした。